病害虫の注意点
ラズベリーの仲間は病害虫がつきにくい、と説明しました。なのでその対策の心配はほとんどありません。しかし、地域によってマメコガネによる葉の食害や、ハダニ類の外が見られるそうです。
マメコガネの成虫発生期には、動きが鈍いとされる早朝に、樹上の成虫を見つけ、捕まえて殺してしまいましょう。周囲の庭木類から飛来することも多いので、周囲の庭木類にも注意して確認しましょう。
マメコガネの成虫は有機質の多い土や、砂質の土を好んで産卵するとされています。成虫発生期には、株を防虫ネットで覆うようにし、成虫の産卵を防ぎましょう。
次にハダニ類。ハダニ類は高温感想の環境条件で増えやすいです。なので、特に梅雨明け以降は適切に水やりし、株元の周りにはマルチングを施して、乾燥し過ぎないように注意しましょう。時々水やりをかねて、植物全体に勢い良く葉水をかけてやり、湿度を上げることで繁殖を軽減できます。もし発生したら、殺虫剤を散布して防除しましょう。
ダニ太郎というのがいいらしいです。また風通しが悪く、湿度が高いところでは灰色かび病という病気が発生してしまいます。適切な夏季剪定を行い、木の内側まで日光が当たるように、また風通しをよくして予防します。
ここまで覚えればあなたもラズベリーマスター。詳しいことが書いてあるサイトさんも紹介しますのでこの記事とそちらを見ながら自家栽培に挑戦してみてくださいね。